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掲載日:2023年7月20日

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新春知事対談2020 Hey! Say! JUMP 八乙女 光 さん(みやぎ県政だより令和2年1月・2月号)

2020年新春。3月で東日本大震災から丸9年になります。
復興の原動力の一つとして観光による交流人口の拡大を図り、大型の観光キャンペーンを開催するなど、観光復興に向けた取り組みも行ってきました。
平成30年に観光キャンペーンキャラクターとして活躍したアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の八乙女光さん(宮城県出身)に、宮城の魅力や故郷への思いをお聞きしました。

改めて感じた宮城の魅力

  • 知事 明けましておめでとうございます。
    お会いするのは、観光キャンペーンで来ていただいた平成30年10月の宮城オルレ奥松島コースのオープン以来ですね。
  • 八乙女さん お久しぶりです。
  • 知事 八乙女さんのお声掛けで、Hey! Say! JUMP(ヘイセイジャンプ)の皆さんには、平成30年度に通年で、観光キャンペーンキャラクターとして、本県の魅力を全国に伝えていただきました。おかげさまで、平成30年の観光客入込数は6414万人(実績値)、平成29年に引き続き、過去最高を記録しました。
    中学校までを宮城で過ごした八乙女さん、キャンペーンを通じて改めて、宮城県の魅力はどんなところと感じましたか?
  • 八乙女さん 宮城の方って、おっとりしていて尖った部分がなくて。観光キャンペーンの仕事で、宮城県に行って宮城の方に触れて、懐かしい感じもありましたし。僕らのおかげと言ってくれたんですけども、人の優しさとかもあるんじゃないかと思います。それで旅行する方も気持ちよく帰って。また来てくれる方もいるのではないかと思いました。
  • 知事 確かに。私も、宮城県の人がほのぼのとしていて、温かい感じがします。
  • 八乙女さん でも、芯の強いところもあったりして。震災のときも、こっちが心配するよりも現地の皆さんの方が強い力を持っていたりするので。そういうところにすごく感動したことを覚えています。

昨年を振り返って

  • 知事 震災に関しては、3月に全ての災害公営住宅が完成し、名取市閖上(ゆりあげ)では最後のまちびらきがあり、復興や発展のステージがまた一歩進んだ1年でした。
    一方で、秋には宮城をはじめ全国で、台風第19号による大きな被害が発生し、自然災害の恐ろしさと住民の皆さんの命を守ることの大切さを改めて感じさせられました。
    八乙女さんにとって、昨年はどんな1年でしたか?
  • 八乙女さん 昨年に限ってではなく、震災以降、宮城や、災害があった地域のことを気に掛けるようになりました。
    災害やその被害に敏感になって、一つ一つの仕事で、多くの人を笑顔にしたいという気持ちが強くなり、仕事に活気が出るというか、仕事のスタイルなどを変えた年になりました。例えば毎日なるべくブログを書いたりするようにしました。
  • 知事 10月、7年ぶりに台湾でのライブがあったとか。
  • 八乙女さん はい。震災のときに台湾に助けてもらったお礼を中国語で伝えたかったんですけど、勉強不足で伝えきれなかったんです。それで歌で、とにかく感謝を込めて。やはり温かったです、台湾は。2日間で2万2千人が来てくださいました。
    中国語はメンバー全員で勉強して、一言はしゃべれるようにして。今もまだ勉強中です。
  • 知事 よくお時間があるなと思います。プライベートの時間はあるんですか。
  • 八乙女さん プライベートの時間はありません。でも僕の場合はオンとオフが逆というか。仕事休んでいるときの方がオンというか風邪をひいちゃいけないなとか、気が抜けなくて。
    逆にオン、まあ仕事のときの方がオフのように楽しいんですよ。やはり人のためにしていることとか、そうしている瞬間がすごく好きです。
  • 知事 事務所からそう言うようにと言われているんじゃないですよね。私もちょっと休みになると、風邪ひくんです。緊張している方が体調はいいんです、ストレスはたまりますが。

新年に寄せて

  • 知事 今年は県の震災復興計画も最終年度の10年目を迎えます。県は、震災前よりも発展していく宮城の実現を目指して「創造的な復興」を進めてきました。総仕上げとして、被災者の皆さんの生活再建を着実に進めながら、新たな発展を見据えた政策もさらに進めていきます。
    この復興にはまだかなり時間がかかると思います。この先の10年で、被災者の心のケアなどしっかり計画を立てて進めていくことが重要な仕事と思っています。
    八乙女さんの今年の抱負は。
  • 八乙女さん 震災や自然災害が起きると、改めて人間は辛くても強く生きなければならないと僕は感じています。それで仕事とかもどんどんハードにしていって、ライブ、またライブとか。もうヘロヘロになってもそれでもお客さんを楽しませたいと思っています。

村井知事の写真

  • 知事 私もライブを拝見しました。格好いいだけでなくて、観客を笑わせるような部分があったり。それらをうまく組み込んでいて、さすがエンターテインメントと感心しました。
    あれだけのステージ、準備は相当大変なんじゃないかなと。現場でのリハーサルはどれ位ですか。
  • 八乙女さん 短期間でギュッと集中して。現場でステージを使えるのは2日間位で。あとはリハーサル室で大きさを想定しながら進めています。
  • 知事 メンバー各々の活動もあるので、なかなか集まれないんじゃないですか。
  • 八乙女さん 来られなかった人には、他のメンバーがケアしてくれます。一緒に残って夜中まで練習してくれたり。
  • 知事 今年は2020年、夏には東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開かれます。
    3月20日、聖火の種火がまず「復興の火」として県内に到着、2カ所で2日間展示されます。その種火から採火されて聖火リレーが始まり、福島から出発して6月に宮城に巡ってきます。
    八乙女さんにはランナーをお願いすることになりました。皆さん楽しみだと思います。
  • 八乙女さん めちゃくちゃ緊張しますね。一生に一度ですから。
  • 知事 気構えを一言、どうぞ。
  • 八乙女さん 心を込めて走りたいと思います。五輪が近いからか、いろいろな競技で日本の順位が上がっています。僕自身もボルテージを上げて、聖火にちゃんと思いを込めて、選手の心に火をともす、それくらいの気持ちで行きたいなと。
  • 知事 震災で犠牲になられた方、ご遺族への鎮魂と五輪でがんばろうという人たちへのエールの気持ちも込めて走っていただければありがたいです。

武術で鍛錬、食事は宮城県産品で?

  • 知事 健康維持の秘訣(ひけつ)はありますか。
  • 八乙女さん 2年間、週3回マンツーマンで武術を習いました。ジークンドー、フィリピンとイスラエルの武術の3種類。家で形をやっています。棒で素振りをするだけでいい運動になっています。
    あとは、2年前に痛めた膝のトレーニングもしています。元気になるんですね、身体を動かすことって。
  • 知事 食事は制限があるんですか。宮城県産の好きな水産物は。肉は仙台牛?お米は?
  • 八乙女さん いえいえ。食べたいものを食べています。おいしいものは食べたいので。
    僕は魚は赤身ですね、マグロ。宮城のは他と違っていて。おいしいですね。
    肉は牛タン。大好きです。この店とこの店って行くところが決まっています。
    お米の「だて正夢」は甘みがあってとてもおいしいです。
  • 知事 最後に、県民の皆さんへ、メッセージをお願いします。
  • 八乙女さん ジャニーズで宮城県出身者は僕しかいないらしいです。そう思うと、すごく意味があってジャニー(喜多川)さんが、デビューを選んでくれたのかなと。
    何か発信できることが僕に絶対あると思うので、アイデアが出たらどんどん発信して。宮城県の皆さんの心を温かくしていければと思っています。

八乙女 光(ひかる)
宮城県仙台市出身。歌手、タレント、俳優。2007(平成19)年ジャニーズ事務所所属の「Hey! Say! JUMP」のメンバーとしてデビュー。日本テレビ「ヒルナンデス」(毎週火曜午前11時55分〜午後1時55分)、NHKラジオ第1「らじらー!サタデー」(毎週土曜午後8時5分〜8時55分)などに出演中。

村井 嘉浩
大阪府豊中市出身。防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊東北方面航空隊にヘリコプターパイロットとして配属される。1992(平成4)年松下政経塾入塾、1995(平成7)年から宮城県議会議員を務め、2005(平成17)年11月から宮城県知事に就任。現在4期目。

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