掲載日:2017年3月30日

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全国消費実態調査

利用にあたって

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平成26年全国消費実態調査の概況〈宮城県の概要〉

総務省統計局が公表した「平成26年全国消費実態調査結果」のデータを用いて,宮城県の二人以上の世帯の概況をとりまとめましたので,お知らせします。

全国消費実態調査は,国民生活の実態について,家計の収支及び貯蓄・負債,耐久消費財,住宅・宅地などの家計資産を総合的に調査し,全国及び地域別の世帯消費・所得・資産に係る水準,構造,分布などを明らかにすることを目的として,昭和34年(1959年)のから第1回調査以来5年ごとに実施しており,平成26年は12回目の調査です。

調査は,二人以上の世帯については,平成26年9月~11月の3か月間,単身世帯については,10月,11月の2か月間実施しました。

市については,平成26年1月1日現在の全ての市を調査しました。町村については,929町村から212町村を調査しました。

宮城県では,13市全てと6町(大河原町・村田町・川崎町・利府町・大和町・涌谷町)の19市町を調査しました。

調査対象の単位区(1調査単位区は平成22年国勢調査単位区の近隣する2調査区)は,調査市町村の中から合計4,696調査単位区を選定しました。調査世帯は,二人以上の世帯は各単位区の中から11世帯を統計抽出し,全国で51,656世帯,単身世帯は全調査単位区の中から1世帯を統計抽出し,4,696世帯を調査しました。

宮城県では,70調査単位区が選定され,二人以上の世帯は770世帯,単身世帯は70世帯の調査となりました。最終的に集計された世帯は,二人以上の世帯750世帯(うち勤労者世帯は383世帯),単身世帯は67世帯(うち勤労者世帯は19世帯)となりました。

主要調査結果

1 二人以上の世帯の家計収支の状況

二人以上の世帯の1か月平均支出は,1世帯当たり295,630円であった。

消費支出に占める費目別消費支出の割合を前回平成21年と比べると,「食料」,「交通・通信」,「光熱・水道」などが上昇しており,「教育」,「教養娯楽」,「住宅」などが低下している。

消費支出に占める費目別消費支出の割合をを全国平均と比べると,「交通・通信」,交際費などの「その他の消費支出」,「光熱・水道」などが多く,「教養娯楽」,「住居」,「教育」などが少ない。

費目別消費支出額及び割合
  平成21年宮城県 平成26年宮城県 平成26年全国
世帯人数(人) 3.42 3.21 3.03
世帯主の年齢(歳) 54.8 57.4 57.3
消費支出(円) 311,136 295,630 292,882
費目 金額(円) 構成比(%) 金額(円) 構成比(%) 金額(円) 構成比(%)
食料(円) 68,819 22.1 70,228 23.8 72,280 24.7
住居(円) 18,356 5.9 14,673 5.0 17,660 6.0
光熱・水道(円) 22,287 7.2 23,578 8.0 20,967 7.2
家具・家事用品(円) 9,548 3.1 10,839 3.7 10,136 3.5
被服及び履物(円) 12,737 4.1 11,388 3.9 11,864 4.1
保健医療(円) 14,405 4.6 12,777 4.3 12,907 4.4
交通・通信(円) 50,964 16.4 51,896 17.6 45,136 15.4
教育(円) 14,742 4.7 10,863 3.7 13,387 4.6
教養娯楽(円) 29,934 9.6 25,163 8.5 29,196 10.0
その他の消費支出(円) 69,345 22.3 64,226 21.7 59,350 20.3

世帯主の年齢階級別1世帯当たりの平均消費支出額は,45~54歳の年齢階級がピーク。

45~54歳の階級の「教育」,「交通・通信」の消費支出割合は,他の年齢階級と比べて高い。

世帯主年齢階級別消費支出
世帯主年齢階級 35歳未満 35~44歳 45~54歳 55~64歳 65~74歳 75歳以上
消費支出 260,170 294,166 384,626 304,106 264,705 246,751

世帯主年齢階級別消費支出の割合

収支

2 二人以上の世帯の貯蓄・負債の状況

貯蓄現在高が最も多いのは,世帯主が60歳以上の世帯。

負債現在高が最も多いのは,世帯主が35~39歳の世帯。

世帯主の年齢階級別貯蓄現在高及び年間収入

貯蓄現在高

世帯主の年齢階級別負債現在高及び持ち家率

負債現在高

3 二人以上の世帯の主要耐久消費財の所有状況

普及率を前回平成21年と比較すると,IHクッキングヒーター,空気清浄機などが増加している。

普及率

 

品目

平成21年普及率

(%)

平成26年普及率

(%)

上昇・低下幅

(ポイント)

普及率の

上昇幅が大きい

耐久消費財

IHクッキングヒーター

空気清浄機

自動炊飯器(遠赤釜・IH型)

軽自動車(国産車)

温水洗浄便座

17.2

31.8

81.9

38.6

62.0

27.4

40.6

89.4

45.2

68.6

+10.2

+8.8

+7.5

+6.6

+6.6

普及率の

低下幅が大きい

耐久消費財

携帯電話(PHS含み,スマートフォンを除く)

食器戸棚(作り付けを除く)

鏡台(ドレッサー)

書斎・学習用机(ライティングデスクを含む)

ビデオカメラ

93.7

93.8

60.9

60.5

44.7

73.3

75.2

51.8

54.3

40.3

-20.4

-18.6

-9.1

-6.2

-4.4

4 二人以上の世帯の資産の状況

前回平成21年と比べると,家計資産額は減少している。特に宅地資産額が減少している。

家計資産

資産

資産
項目 平成21年 平成26年  
  実数 構成比(%) 実数 構成比(%) 増減率(%)
世帯主の平均年齢(歳) 54.5   57.4    
平均世帯人数(人) 3.42   3.22    
宅地保有率(%) 76.2   79.5    
住宅保有率(%) 78.6   81.6    
自動車保有台数(1,000世帯あたり) 1,716   1,676    
家計資産(万円)(ア+イ) 2,798 100 2,512 100  
ア 金融資産(貯蓄-負債)(万円) 649 23.2 710 28.3 +9.4
貯蓄現在高(万円) 1,137 40.6 1,206 48.0 +6.1
負債現在高(万円) -489 -17.5 -496 -19.7 +1.4
イ 実物資産(万円) 2,150 76.8 1,802 71.7 -16.2
宅地資産(万円) 1,571 56.1 1,223 48.7 -22.2
住宅資産(万円) 457 16.3 456 18.2 -0.2
耐久消費財等資産 117 4.2 121 4.8 +3.4
会員権の資産(万円) 4 0.1 3 0.1 -25.0
  1. 調査の概要(PDF:1,221KB)
  2. 家計収支のランキング(エクセル:146KB)
  3. 主要耐久消費財のランキング(エクセル:214KB)
  4. 家計資産のランキング(エクセル:82KB)

全国及び他都道府県の調査結果については総務省統計局へ(外部サイトへリンク)(政府統計の総合窓口 e-Statへリンクします)

お問い合わせ先

統計課人口生活班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2455

ファックス番号:022-211-2498

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