ここから本文です。
Society5.0時代に生きる子供たちにとって、ICT環境は鉛筆やノート等の文房具と同様に不可欠なものとなります。1人1台端末環境は、令和の時代における学校の「スタンダード」です。各学校では、「これまでの教育実践」と「最先端のICT」の最適な組み合わせを図った授業が展開されます。
文部科学省「GIGA スクール構想」の推進により、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、子供たち一人一人に公正に個別最適化され、資質・能力を一層確実に育成できる教育環境が実現します。
宮城県教育委員会では、小・中学校の児童生徒一人一人に個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境の実現に向けて学校と児童生徒間のコミュニケーションツール『Google Workspace for Education』の県域での導入を推進しています。
『Google Workspace for Education』は、1人1台端末環境における基盤システムとしての運用が可能であり、協働学習を支援するツールを“誰でも”“どの教科でも”“すぐにでも”活用することができます。また、1人1台端末環境を効果的に活用することで、教科の学びを深めるとともに、学びの本質に迫る学習活動を展開することができます。
『Google Workspace for Education』の利用に当たっては、宮城県教育委員会より児童生徒一人一人にアカウントを付与します。このアカウントを利用することにより、県内の公立学校(小・中・高)で最長12年間を通じた学習履歴(スタディ・ログ)が蓄積され、学びのポートフォリオとしての活用が期待されます。
児童生徒は、『Google Workspace for Education』で提供される文書作成やプレゼンテーション、表計算等のアプリケーション担任とのコミュニケーションツールClassroom を各教科等の学習の中で活用することにより、自分の考えを友達と共有しながら学び合ったり、担任から配信された課題等にWeb上で回答したりすることができます。『Google Workspace for Education』は、各種感染症の流行や災害等が発生した際にも、学校と家庭をつなぎ続け、児童生徒の学びを保障する有効な手段の一つとなります。
1人1台端末環境と『Google Workspace for Education』の組み合わせによって、日常の授業における主体的・対話的で深い学びが一層充実するともに、Society5.0時代に生きる子供たちにとって不可欠となる情報活用能力を育成することができます。
『Google Workspace for Education』の運用については、県内全市町村(仙台市を除く)から利用申請があり、教職員及び児童生徒のアカウントを順次発行しています。
宮城県教育委員会では、今後、教職員を対象にした活用研修会等を実施し、各学校において1人1台端末環境を基盤とした『Google Workspace for Education』を効果的に活用した授業実践が展開されるように支援していきます。
保護者向け「ICT活用」リーフレット(PDF:1、410KB)
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す