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農林水産省水稲育種指定試験地の宮城県古川農業試験場において、水稲のササニシキとひとめぼれの交配組合せから、耐冷性極強・ササニシキ型良食味新品種「東北194号」を育成した。本品種は東北中南部では中生の晩で、草型は穂数型の粳種である。耐倒伏性はやや弱、いもち病真性抵抗性推定遺伝子型は+型で、圃場抵抗性は葉いもちはやや弱、穂いもちは弱、障害型耐冷性は極強である。玄米品質はササニシキより良好で、食味はササニシキ型の良食味である。栽培適地は東北地方中南部の平坦地である。2013年に宮城県で奨励品種に採用された。
水稲、良食味、耐冷性、炊飯米特性、新品種、東北194号、ササニシキ
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