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宮城県では、小児・AYA世代のがん患者さんが将来に希望を持ってがん治療に臨めるように、がん治療前に行う、生殖機能(妊よう性)温存治療の費用等の一部を助成しています。
小児・AYA(思春期・若年期)世代のがん患者さんを対象に、指定医療機関で行う、生殖機能温存治療の実施に関する意思決定のためのカウンセリング費用、生殖機能温存治療費用及び温存後生殖補助医療費用を助成します。
がん患者生殖機能温存治療費助成事業リーフレット(PDF:1,632KB)
次の1から6の要件を全て満たす方が対象です。
次の1から7の要件を全て満たす方が対象です。
宮城県では、がん等の治療を行う医療機関と生殖機能温存治療を行う医療機関が「宮城県がん・生殖医療ネットワーク」を形成し、生殖機能温存治療に関する正しい情報を発信するとともに、同ネットワークによる「がん生殖医療における基準」(年齢制限等)に基づき治療を行っています。
詳細については、都道府県がん診療連携拠点病院(東北大学病院・宮城県立がんセンター)、生殖機能温存治療の実施医療機関または同ネットワークまで御相談ください。
生殖機能温存治療について、治療を受けるかどうかの意思決定をするため、がん治療の実施前に行う都道府県がん診療連携拠点病院の生殖医療専門医との面接によるカウンセリング
病院名称 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
東北大学病院 | 仙台市青葉区星陵町1番1号 | 022-717-7745(婦人科外来) |
宮城県立がんセンター | 名取市愛島塩手字野田山47-1 | 022-384-3151 |
カウンセリングにより意思決定をしたがん患者さんが、県が指定する医療機関で精子・卵子・卵巣組織を採取し、凍結保存するまでの一連の医療行為及び卵子を採取し、受精させ、胚(受精卵)を凍結保存するまでの一連の医療行為
医療機関名称 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
東北大学病院 | 仙台市青葉区星陵町1-1 | 022-717-7745(婦人科外来) |
仙台ARTクリニック | 仙台市宮城野区名掛丁206-13 | 022-791-8851 |
京野アートクリニック仙台 | 仙台市青葉区本町1-1-1 アジュール仙台3階 | 022-722-8841 |
スズキ記念病院 | 岩沼市里の杜3-5-5 | 0223-23-3111 |
上記生殖機能温存治療により凍結した精子、卵子、卵巣組織及び胚(受精卵)を用いて県が指定する医療機関で行う生殖補助医療
医療機関名称 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
東北大学病院 | 仙台市青葉区星陵町1-1 | 022-717-7745(婦人科外来) |
仙台ARTクリニック | 仙台市宮城野区名掛丁206-13 | 022-791-8851 |
京野アートクリニック仙台 | 仙台市青葉区本町1-1-1 アジュール仙台3階 | 022-722-8841 |
スズキ記念病院 | 岩沼市里の杜3-5-5 | 0223-23-3111 |
助成回数は、異なる治療を受けた場合でも通算2回までとします。
(例:胚(受精卵)凍結1回、未受精卵子凍結1回)
助成対象治療等 | 助成上限額 | |
---|---|---|
(1)カウンセリング | 6,000円 | |
(2)生殖機能温存治療 | 卵子の採取及び凍結 | 200,000円 |
胚(受精卵)の採取及び凍結 | 350,000円 | |
卵巣組織の採取及び凍結 | 400,000円 | |
精子の採取及び凍結 | 30,000円 | |
精巣内精子の採取及び凍結 | 350,000円 |
申請者の都合により生殖機能温存治療を中止した場合は対象外です。
ただし、体調不良などにより医師の判断に基づき中止した場合は、助成の対象となります。
入院費、入院時の食事代等治療に直接関係のない費用、凍結保存の維持に係る費用
及び本助成金申請のための文書料は対象外です。
特定不妊治療要綱又は市町村が実施する不妊治療費助成事業の対象となる費用は、
本事業による助成の対象外です。
生殖機能温存治療の実施について、がん治療医及び生殖機能温存治療医の同意が
得られず、下記申請に必要な証明が受けられない場合は、助成の対象外です。
助成回数は、温存後生殖補助医療を受けた初日における妻の年齢が40歳未満である場合、通算6回(40歳以上43歳未満である場合は通算3回)までとします。
なお、助成を受けた後、住民票と戸籍謄本等により、出生に至った事実を確認できた場合、助成回数をリセットします。
また、死産届の写し等により、妊娠12週以降に死産に至った事実を確認できた場合、助成回数をリセットします。
助成対象治療等 | 助成上限額 | |
---|---|---|
温存後生殖補助医療 | 凍結した胚(受精卵)を用いた生殖補助医療 | 100,000円 |
凍結した卵子を用いた生殖補助医療 | 250,000円 ※1 |
|
凍結した卵巣組織再移植後の生殖補助医療 | 300,000円 ※1~4 |
|
凍結した精子を用いた生殖補助医療 | 300,000円 ※1~4 |
1 以前に凍結した肺を解凍した胚移植を実施する場合は10万円
2 人工授精を実施する場合は1万円
3 採卵したが卵が得られない又は状態の良い卵が得られないため中止した場合
は10万円
4 卵胞が発達しない又は排卵終了のため中止した場合及び排卵準備中、
体調不良等により治療中止した場合は対象外です。
入院費、入院時の食事代等治療に直接関係のない費用及び本助成金申請のための
文書料は対象外です。
夫婦ともに凍結保存の治療を受けた後に、温存後生殖補助医療を受けた場合、
夫婦の一方のみにいずれかの助成を行います。
※温存後生殖補助医療毎の助成上限額の詳細(PDF:494KB)
カウンセリングのみを受けた方とカウンセリング及び生殖機能温存治療の両方を受けた方で申請の書類が異なりますので、下記を御確認ください。
申請は、簡易書留など記録が残る方法で7 申請窓口宛てに郵送で送付願います。
生殖温存治療及びカウンセリング費用の計算シート(エクセル:17KB)(別ウィンドウで開きます)
温存後生殖補助医療費用の計算シート(エクセル:15KB)(別ウィンドウで開きます)
各治療を実施した日の属する年度内(3月31日まで)に申請してください。
3月に治療を実施する方などは、事前に下記問い合わせ先に御連絡ください。
ただし、やむを得ない事情により年度内に申請が困難な場合は、翌年度に申請することができます。
宮城県保健福祉部健康推進課がん・循環器病対策班
送付先 〒980-8570 仙台市青葉区本町3丁目8―1
電話 022-211-2638(直通)(平日午前8時30分~午後5時15分)
※窓口にお越しになる場合は、事前にお電話にて御連絡ください。
助成金の申請の際に御提出いただく各様式の記入例については、以下のファイルを御参照ください。
また、記入にあたって御不明な点がありましたら、「7 申請窓口及びお問い合わせ先」まで御連絡ください。
お問い合わせ先
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