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掲載日:2023年7月13日

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特定健診・特定保健指導について

特定健診・特定保健指導とは?

目的

心臓病・脳卒中・糖尿病等は、生活習慣病といわれています。特定健診受診によりこのような病気のリスクのある人に対し医療機関等により生活習慣の改善の助言指導を実施しリスクを排除し、その結果、健康で長寿な社会を目指します。

対象者

40歳以上(実施年度に40歳の誕生日を迎える人も含む。)75歳未満の人(健診実施日が75歳の誕生日前)

健診実施者

各医療保険者(以前の住民基本健診は、市町村が実施していた。)です。特定健診・特定保健指導は、加入している各医療保険者が実施します。受診券は各保険者が発行します。ただし、各医療保険者はこれまでの住民基本健診の時と同様に市町村の集団健診の際に受診できるよう医療機関と契約(集合契約)を締結しております。

特定健診基本検査項目等

斜体太文字の項目が、特定保健指導のためのチェック項目です。

特定健診基本検査項目の詳細項目の表
    基準値
身体計測

身長・体重・BMI

BMI18.5以上25未満

腹囲

男85cm未満

女90cm未満

血圧 収縮期・拡張期

収縮期130mmHg

かつ拡張期85mmHg

生化学検査

脂質

中性脂肪 150mg/dℓ未満
HDLコレステロール 40mg/dℓ以上
LDLコレステロール 120mg/dℓ未満

肝機能

AST(GOT) 31IU/ℓ未満
ALT(GPT) 31IU/ℓ未満
γ-GT(γ-GTP) 51IU/ℓ未満

血糖検査

(1)空腹時血糖

(1),(2)いずれかの検査の実施 100mg/dℓ未満

(2)HbA1C(NGSP)

5.6%未満
尿検査

尿糖

陰性

尿たんぱく

陰性

出典)日本人間ドック学会「判定区分2021年度版」、厚生労働省健康局「標準的な健診・保健指導プログラム【平成30年度版】」

更に医師の判断により下記の詳細健診項目が追加されます。

特定健診基本検査項目の詳細項目の表
      基準値

血液学検査

貧血 ヘマトクリット

-

血色素量(ヘモグロビン)

男13.1~16.3g/dℓ

女12.1~14.5g/dℓ

赤血球数

-

腎機能 クレアチニン

男1.00mg/dℓ以下

女0.70mg/dℓ以下

eGFR

60.0ml/分/1.73m²以上

生理学検査

心電図 異常なし
眼底 H0,S0

出典)日本人間ドック学会「判定区分2021年度版」、厚生労働省健康局「標準的な健診・保健指導プログラム【平成30年度版】」

この特定健診の結果、下記のように動機付け支援対象者と積極的支援対象者を分けます。

動機付け支援対象者と積極的支援対象者区分の表
腹囲

追加リスク

喫煙歴 対象
 

(1)血糖

(2)脂質

(3)血圧

  40~64歳 65~74歳

≧85cm(男)

≧90cm(女)

2つ以上

 

積極的支援

動機付け支援

1つ該当

あり

無し

動機付け支援

上記以外で

BMI≧25

3つ該当

 

積極的支援

動機付け支援

2つ該当

あり

無し

動機付け支援

1つ該当

 

動機付け支援とは

生活習慣の改善目標を医師や保健師等の専門スタッフと面接し設定する。その3ヶ月以上経過後、生活習慣の改善状況や身体状況の改善状況等の効果をみる。(原則1回の面接のみの支援3~6ヵ月後の評価は電話・手紙等で行う。)

積極的支援とは

動機付け支援と同様であるが、3ヶ月以上の積極的な支援を行う。

【お知らせ】令和5年4月1日

下記について、令和5年度版を掲載しました。

特定健康診査及び特定保健指導実施率向上に向けた保険者の取組

平成28年6月に県内の実施率上位の保険者に対して行った取組状況調査の結果から、効果的な取組を掲載しています。太字は平成28年度に追加された取組です。

特定健康診査実施率向上の取組

  1. がん検診と特定健康診査の同時実施

  2. 早朝、夜間、土日に健診を実施

  3. 個別健診の実施

  4. 健診時期を長期間(6ヶ月以上)設定

  5. 実施している会場どこでも受診することができる

  6. 交通機関(バス等)と連携し、特定健診の時間帯に運行時間を設定

  7. 特定健診受診料の自己負担無料化

  8. 保健推進員による受診票の戸別配布

  9. 防災無線による周知

  10. イベント(健康教育事業)での周知

  11. 未受診者への通知等勧奨

  12. 未受診者健診の実施

特定保健指導実施率向上の取組

  1. 健診結果説明会を開催し、健診結果の手渡しと保健指導(初回面接)を実施

  2. 健診当日に保健指導(初回面接)を実施

  3. 夜間、土日に特定保健指導を実施

  4. 特定保健指導が継続実施可能な方を優先的に業者委託で実施し、継続困難な方は保険者が実施

  5. 腹囲・血圧の値が保健指導判定値を超えている者及び前年度積極的支援対象者は健診当日に初回面接の日程を予約

  6. 未実施者へ通知や電話による勧奨を実施

(参考)他県の取組事例

関係リンク

(日本慢性腎臓病対策協議会のサイトに移動します。)

お問い合わせ先

国保医療課医療指導班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2565

ファックス番号:022-211-2593

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