掲載日:2022年10月7日

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農地復旧を契機にスマート農業に挑戦

 丸森中央集団転作組合では,令和元年東日本台風の被害から復旧した農地で,園芸栽培に取組んでいます。組合の主要な園芸栽培品目のブロッコリーに対して,令和4年に宮城県と農業分野に関する包括連携協定を結んだヤンマーアグリジャパン株式会社,丸森町,宮城県農業・園芸総合研究所,普及センターと連携して,ブロッコリーの機械化一貫体系の取組みを支援しています。

 8月23日に,将来普及が見込まれるスマート農業技術のひとつのRTKシステムを活用した自動操舵トラクターを使って,畝の成形を行ない,移植機による機械定植を実施しました。整然と並んだ畝に,ブロッコリーが定植された光景は,圧巻です。定植以降の管理も効率的にできると期待されます。更には,RTKシステムを活用した防除と,機械収穫を予定していて,今後の営農計画の参考になるものと考えています。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

畝立てと定植作業の様子

RTKシステムを活用した畝の成形と機械移植

 

真っすぐに成型された畝

真っすぐに成形された畝

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