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足環や首輪等の標識をつけた鳥には,次の2種類があります。
日本に生息している野鳥は約590種類ですが,その中には夏に東南アジア方面から繁殖のためにやってくる「夏鳥(ツバメ等)」や,冬にシベリア方面から越冬のためにやってくる「冬鳥(ハクチョウ等)」,さらに春秋に越冬地と繁殖地の中間の中継地として訪れる「旅鳥(シギ・チドリ類等)」がいます。
また,一年中私たちの身の回りにいるスズメ等の「留鳥」も私たちが思っている以上の移動をしています。
このような野鳥たちの移動を解明することは,野鳥たちの生活を知る上で重要なことです。
そこで,国(環境省)では足環や首輪等を野鳥につけて放し,その後の観察や回収によって野鳥たちの移動についての情報を得る調査をしています。
(02年1月9日 鹿島台町深谷地区で確認された標識ヒシクイ 白F92)
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