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仙台空港アクセス鉄道は,東北の人々はもちろんのこと,世界の人々にご利用いただけるように,駅や車両には,どなたにもご利用しやすいユニバーサルデザインを採用しました。
東北の玄関口となる仙台空港駅は,連絡通路により空港ターミナルビルと直結します。
駅のホームと空港の出発ロビーは同一レベルに設定されているので,ホーム,改札,コンコース,チェックインカウンター,出発ラウンジまで,上下階への動きのないスムーズな移動が可能となります。
仙台空港駅(手前のターミナルビルと連絡通路で直結)
仙台空港駅動線(空港駅ホームと出発ロビーはレベルチェンジなし)
各駅に設置される多機能トイレは,オストメイト対応で,ベビーチェア,折りたたみ式の介護ベッドを設置しています。
また,通報装置により,緊急時にも速やかに連絡できます。
車いすでもラクに方向転換ができる15人乗りのエレベーターを設置しています。
(美田園駅では両側にドアのあるスルータイプを設置しました。)
列車の到着予定や発着は,電光掲示板とともに,音声アナウンスでわかりやすくお知らせします。
また,駅構内では,乗車系を「クリアブルー」,出口系を「オレンジ」で誘導表示し,きっぷ売り場やホームなどをわかりやすくご案内します。
改札口は,旅行用のスーツケースやベビーカー,車いすの方もゆとりを持って通れる広さを確保しました。
仙台空港アクセス鉄道には,乗り降りしやすい新型車両(SAT721系)が導入されます。
シンボルカラーのクリアブルーとオレンジ色を配した,窓の大きなステンレス製車両。
空港へのご利用のほか,通勤通学にも快適にご利用いただけます。
新型車両は,ホームと車両床面の段差(ステップ)をなくし,車いすや高齢者の方にも安心してご利用いただけます。
空港へのご利用のほか,通勤通学にも快適にご利用いだだけます。
下記の左側は従来の車両,右側は仙台空港アクセス鉄道に導入される新型車両です。
ホームと段差のない車両床面(写真はSAT721系と同型のE721系)
車いすの方も安心してご利用しただける専用スペースを設置しました。
乗務員に連絡できる対話式の通報装置,車いす対応のトイレも設置しています。
ドア上部にLEDによる案内表示器を設置し,現在駅,次駅,行先駅名を表示します。
また,到着案内やドアの開閉はチャイムと放送でお知らせします。
外国人の方のために,英語による自動放送を行います。
仙台空港アクセス鉄道は,JR東日本とうの相互乗り入れを行うことから,JRのICカード乗車券「Suica」が開業時からご利用いただけるよう準備しています。
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