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宮城県では,平成21年度に,橋長15m以上の橋梁を対象に長寿命化計画を策定して以来,平成26年度にはボックスカルバートを含む橋長2m以上の橋梁を対象とした計画に改定し(第2次長寿命化計画),事後保全型の維持管理から予防保全型の維持管理へと転換を図ってきたところです。
平成26年の道路法施行規則の改定に伴い,5年に1回の頻度で,近接目視による道路施設の定期点検を行うことが義務化され,宮城県でも近接目視による橋梁定期点検を実施してきました。
今回の改定にあたっては,近接目視による定期点検が一巡したことから,その診断結果を反映し,県が管理している全橋梁1,789橋を対象に長寿命化計画を改定しました。
今後,この計画に基づき,適切に点検及び維持管理を行うことにより,橋梁の長寿命化と維持管理コストの低減・平準化を図ることが可能となり,効率的で安全性の高い維持管理が可能となります。
計画名 | 策定年月 | 対象 |
---|---|---|
宮城県第1次橋梁長寿命化計画(PDF:295KB) | 平成22年3月 | |
宮城県第2次橋梁長寿命化計画(PDF:1,008KB) | 平成27年3月 | 橋長15m以上の橋梁に加え,15m未満の橋梁を含む1,378橋及び土被り1m未満で橋長2m以上の溝橋(カルバート)378橋を含めた全管理橋梁1,756橋 |
宮城県第3次橋梁長寿命化計画(PDF:1,026KB) | 平成31年3月 |
橋長2m以上の橋梁1,404橋及び土被り1m未満で橋長2m以上の溝橋(カルバート)385橋を含む全管理橋梁1,789橋 |
本県では平成26年度の道路法の改正を踏まえ,橋長2m以上の橋梁を対象に5年に1度,近接目視による橋梁点検を実施しております。点検結果については,各部材毎及び橋梁毎の健全性を表-1に掲げる状態に応じ4段階の区分で評価しています。
表-1
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