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今般,宮城県薬務課において,薬剤師確保対策事業の一環として,中高生に対して,薬剤師の職能,魅力をアピールすることで,進路選択の一助とするとともに,薬剤師になった場合の地元への定着を促進することを目的とし,パンフレットを制作しましたので,お知らせいたします。
宮城県では薬剤師確保において,「薬剤師の絶対数の不足」と「薬剤師の偏在」が課題となっています。
平成30年12月31日における宮城県と全国の人口10万人あたりの薬剤師数を比較すると,宮城県は235.5人に対し,全国では246.2人と10人以上下回っています。
さらに,宮城県の中でも仙台市は高い水準なのに対し,他のエリアは少なく,都市部に薬剤師が集中しているのが現状です。こうした偏在を解消し,地域医療を支えるために,薬剤師の地方就業の必要性が高まっています。
宮城県内,薬学部への進学に興味を持っている中学生,高校生にパンフレットを見ていただき,薬剤師としての職業について理解を深めていただくのが,目的です。
「薬剤師」は「薬局にいる人」だけではありません。皆さんの近くにも様々な分野で活躍する薬剤師がいます。
薬剤師になるためには,薬学部のある大学へ進学し,6年制課程を経て,薬剤師国家試験で合格する必要があります。
宮城県内の大学薬学部に進学した先輩であるお二方に,進学したきっかけ,大学生活などについて,インタビューさせていただきました。
また,災害時に宮城県薬剤師会において活躍した事例を紹介します。
宮城県内の様々な分野で働く薬剤師の皆さんに,仕事や地域の魅力を語っていただきました。
薬という漢字はよく見ると「くさかんむり」に「楽」って書くんですよね。漢字の語源は,諸説ありますが,当時の漢方医学から「草木によって体の調子が良くなる,楽になる」という説もあるみたいです。体の調子が良くなって,みんなでくすり,と笑い合える。いろいろな人を元気にする薬のひと粒ひと粒に,薬剤師さんの想いが込められています。
あなたも宮城県で薬剤師になりませんか
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