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掲載日:2022年5月1日

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県政ニュース/SDGs(エスディージーズ)(持続可能な開発目標)って何だろう?(みやぎ県政だより令和元年7月・8月号)

県は、県の政策の指針となる次期総合計画(2021~2030年度)にSDGs(エス・ディー・ジーズ)の考え方を取り入れて、策定を進めています。
SDGsは、2015年9月に国連で採択され、世界が合意した「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)の略称です。全世界の共通課題である貧困や不平等・格差、テロや紛争、気候変動などさまざまな課題を2030年までに解決し、「誰一人として取り残さない」世界の実現を目指すために、17の目標を設定しています。(下図)
SDGsの特徴として、次の3点が挙げられます。

  • (1)先進国、発展途上国を問わず、世界の全ての国が目指すべき目標であること
  • (2)住民、企業、県・市町村などさまざまな主体が役割を果たすよう求められていること
  • (3)経済・社会・環境の側面を一体的に発展させ社会課題の解決を目指すこと

この世界の大きな目標であるSDGsの考え方ですが、実は皆さんの身の回りにもつながっています。
例えば、地球温暖化の問題は、気象、農林水産物、生態系、自然災害、健康などに深刻な影響を及ぼすといわれている大きな問題ですが、どうやって対策をすれば良いでしょうか。
電気やガスの使い方の見直しや省エネ家電への買い換え、電車などの公共交通機関や自転車の利用など自分の生活を再確認する行動が重要です。
SDGsの達成のためには、私たち一人一人が行動を起こすことが大切です。2030年の自分や社会、そして宮城県がどうなっているか。皆さんも身近なところからSDGsを考え、行動してみませんか。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS 世界を変える17の目標

1 貧困をなくそう

2 飢餓をゼロに

3 すべての人に健康と福祉を

4 質の高い教育をみんなに

5 ジェンダー平等を実現しよう

6 安全な水とトイレを世界中に

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

8 働きがいも経済成長も

9 産業と技術革新の基盤をつくろう

10 人や国の不平等をなくそう

11 住み続けられるまちづくりを

12 つくる責任つかう責任

13 気候変動に具体的な対策を

14 海の豊かさを守ろう

15 陸の豊かさを守ろう

16 平和と公正をすべての人に

17 パートナーシップで目標を達成しよう

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS 2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」です

身近ではじめるSDGsの達成

SDGsは、日常生活から遠い話だと感じていませんか?
SDGsを達成するために今すぐ始められる身近な取り組みを紹介します。

ごみを減らそう、分別しよう

  • エコバッグを使おう
    県内では1人当たり1日約1kgのごみが捨てられています。
    エコバッグを使い、レジ袋は断りましょう。
  • ごみは分別してリサイクルしよう
    プラスチックごみは自然環境で分解されにくく、海や川に捨てられて小さくなったプラスチックごみ(マイクロプラスチック)は既に魚や鳥の体内で発見されています。
    11 住み続けられるまちづくりを 12 つくる責任つかう責任

健康的な生活習慣を目指そう

  • バランスの良い食事を取ろう
  • 歩く習慣を身に付けよう
    何歳になっても社会で活躍し、人生を楽しむためには心身の健康が大切です。
    3 すべての人に健康と福祉を 8 働きがいも経済成長も

防災まちづくりへ参加しよう

  • 災害が起きた時の行動を確認しよう
  • 防災訓練に参加しよう
    11 住み続けられるまちづくりを 17 パートナーシップで目標を達成しよう

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS 世界を変える17の目標

SUSTAINABLE DEVELOPMENTGOALS 世界を変える17の目標 × むすび丸

4月に「宮城県SDGs推進本部」を設置し、全庁一丸となって県が抱える諸課題の解決を通じて、SDGsの達成を目指します。
県内の取り組みがSDGsとどのように関係するか紹介します。

次世代放射光施設の設置・利活用


(一財)光科学イノベーションセンター提供

2023年度運用開始予定の次世代放射光施設の設置により、新たな産業の集積や、県内企業が施設を利用して研究開発に取り組むことによる技術革新が促進されることが考えられます。
例えば、新たな薬の開発や環境負荷の少ない製品の開発が進み、私たちの暮らしや自然環境にも良い影響をもたらします。

3 すべての人に健康と福祉を 4 質の高い教育をみんなに 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 8 働きがいも経済成長も 9 産業と技術革新の基盤をつくろう

子ども食堂支援の取り組み

子ども食堂の写真

子どもたちの健全な育成や地域のにぎわいづくりにつながる「子ども食堂」は、企業や食材の生産者、県・市町村などさまざまな支援をもとに活動が展開されています。
県は、「子ども食堂」の開設や運営についてのノウハウを提供し、県内各地に「子ども食堂」の取り組みが広がるように支援しています。

1 貧困をなくそう 2 飢餓をゼロに 10 人や国の不平等をなくそう 12 つくる責任つかう責任 17 パートナーシップで目標を達成しよう

SDGs未来都市 東松島市

第1回東北SDGs未来都市サミットの写真(東松島市提供)
東松島市提供

自治体のSDGs達成に向けた取り組みを推進するため、2018年に内閣府がSDGs未来都市として全国29都市を選定し、県内では唯一、東松島市が選定されました。東松島市では、地域と連携した学校教育や、高齢者の就労、防災に強いまちづくりなどを推進し、「子ども・若者・高齢者の全世代にわたって住みよいまち」を目指した取り組みを展開しています。
2019年1月には、東北地方でSDGs未来都市に選定された秋田県仙北町、山形県飯豊町とともに「第1回東北SDGs未来都市サミット」を開催しました。

SDGs未来都市 東松島市

持続可能な森林管理・利用

登米市FSC®認証木材のティッシュペーパーの写真
登米市FSC®認証木材のティッシュペーパー

県内では、登米市、南三陸町で、持続可能な林業を目指し、FSC®認証森林※が広がっています。
“木を使い、植えて、育てる”循環型の林業・木材産業が成長することで、自然災害の予防・軽減や地域の活性化、地球温暖化の防止にもつながります。

12 つくる責任つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を 15 陸の豊かさを守ろう

FSC®認証森林とは、国際的な非営利団体であるFSC(森林管理協議会)が作成した世界共通の基準に照らし「審査」を受け、生物多様性・水資源・土壌などの保全が行われ、適正に管理されていると認められた「森林」のことです。FSC®認証は、SDGsの達成度を測る指標の一つになっています。

お問い合わせ
震災復興政策課
TEL 022(211)2418

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お問い合わせ先

広報課広報班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2283

ファックス番号:022-263-3780

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