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宮城県は、メタボリックシンドローム該当者及び予備群(注1)の割合が平成20年度から6年間全国ワースト2位、平成26・27年度はワースト3位と高い状況が続いており、子どもの肥満についても全国トップクラスです(H29学校保健統計調査の肥満傾向児出現率で、高校一年生の男子は全国1位)。また、県職員も、30歳以上の男性職員のほぼ2人に1人が肥満(注2)という状況となっています。
背景には、運動不足、塩分摂取、飲酒、喫煙等の生活習慣による影響があると考えられ(図1)、メタボからの脱却を目指すには、運動の習慣化と食生活の改善が有効とされています。
このため、スマートみやぎ健民会議の会員でもある本県の職員が、まずは日常の運動量を増やそうと、職員の身体活動“増量”キャンペーンを実施することにしました。
職員も率先して取り組んでいきますので、県民の皆様も、ぜひ身近なところから始めてみてください。
※スマートみやぎ健民会議とは:県民の健康と幸せを実現することを目的に、企業、保険者、医療・保健・産業分野の機関や団体、報道機関、行政機関などが力を合わせ、県民運動を展開することにより、本県の健康課題を改善し健康づくりを推進するため、平成28年2月に設立。
スマートみやぎ健民会議
職員厚生課、健康推進課、地方職員共済組合宮城県支部
(後援:教育庁福利課、公立学校共済組合宮城支部、スマートみやぎ健民会議)
(協力:県庁“ひと”マガジン編集部)
メタボリックシンドロームの判断基準
腹囲(必須) 男性85cm以上、女性90cm以上
+
(1)血中脂質 中性脂肪 150mg/dl以上
HDLコレステロール 40mg/dl未満
(どちらか、または両方)
(2)血圧 収縮期血圧(最高) 130mmHg以上
拡張期血圧(最低) 85mmHg以上
(どちらか、または両方)
(3)血糖 空腹時血糖値 110mg/dl以上
メタボリックシンドローム:腹囲と(1)~(3)のうち2項目
メタボリックシンドローム予備群:腹囲と(1)~(3)のうち1項目
肥満の判断基準
腹囲 男性85cm以上、女性90cm以上
または
BMI 25以上
年度 | 肥満率 | ||
---|---|---|---|
男性 | 女性 | ||
平成29年度 | 46.9% | 19.3% | |
平成28年度 | 49.9% | 17.2% | |
平成27年度 | 47.1% | 16.7% |
(図1)
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