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古来奥州一宮として知られている名社で、現在の社殿は4代藩主伊達綱村が元禄8年(1695)に着工し、5代藩主伊達吉村の宝永元年(1704)落成した。石鳥居(寛文3年)、表坂、随身門(二階楼門)をへて社殿に至る。中門を入って正面は本宮で、左宮・右宮の二つの本殿と共通の一つの拝殿があり、廻廊で結ぶ。右手は別宮で本殿、拝殿、渡殿からなっている。
本殿は三者同型で、素木造、三間社流造、屋根は檜皮葺。本宮の拝殿は桁行7間・梁間4問で、向拝をつけ、屋根は入母屋造銅板葺。別宮の拝殿は桁行5間・梁間3問、入母屋造。柱はすべて円柱で、寛文時代の本殿を改造して転用したものである。随身門は三間一戸、朱塗りの八脚門、中門は四脚門で切妻造、銅板葺で彩色を施す。規模壮大で、整然とした配置を示す、元禄時代の貴重な建築群である。
(本宮:左右宮拝殿本殿2棟 廻廊幣殿2棟 瑞籬)
(別宮:拝殿 本殿 廻廊 幣殿 瑞籬)
指定年月日 | 平成14年12月26日 |
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所在地 | 塩竈市一森山 |
見学 | 5時~20時 |
アクセス | (車)三陸自動車道利府中ICより10分 (鉄道)JR仙石線本塩釜駅から徒歩15分 |
日本遺産「政宗が育んだ“伊達”な文化」構成文化財
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