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カツラは北海道から九州までに分布する日本固有の樹種で、山地の谷に多く生えている雌雄異株のカツラ科カツラ属の落葉樹である。葉は甘い香りを放ち、これから抹香をつくるため、別名をコウノキともいう。
本樹は気仙沼市久保に所在する。環境庁が1991年に編纂した『日本の巨樹・巨木林―北海道・東北版』によれば、高さ33m、幹周13m、枝張25mである。根元から大小20数本の幹を分岐しながら大きな株を形成し、箒状に散開して美しい樹形を保っている。
樹齢約800年と推定されている県内第一のカツラの巨木であり、学術的にも貴重なものである。
樹種:カツラ
学名:Cercidiphyllum japonicum
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