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みやぎの自然公園 行為規制 区域閲覧サービス 自然再生の取り組み みやぎ自然ふれあい情報の森
宮城県では,自然環境の保全・再生の取り組みを行っています。
蒲生干潟はシギ・チドリ類などの渡り鳥の飛来の場として,また,貝類,カニ,ゴカイなどの底生動物の宝庫として広く知られてきましたが,近年,野鳥の種類・飛来数が減少してきています。
宮城県の他,多様な主体による蒲生干潟自然再生協議会が設立され,地域の皆様や各関係機関と協力しながら,自然再生事業を進めています。
H18デコイ設置区域の打合せ
伊豆沼・内沼はマガンやハクチョウなど多くの水鳥が飛来する場として有名であり,ラムサール条約登録湿地にもなっています。しかし,水質の悪化やブラックバスによる在来魚の減少などの問題を抱えています。
宮城県では,地域の皆様や各関係機関と協力しながら自然再生事業を進めています。
地元児童によるマコモ植栽
蔵王国定公園特別保護地区内の蔵王芝草平では,登山客の増加にともない,貴重な湿原植生群落への踏入りが見られるようになりました。
宮城県では,貴重な自然の保全と適正な利用を目的として,主に裸地化したルートに沿って木道を設置するとともに,立ち入り規制の標版を設置しました。
H18工事完成検査
登山者の踏圧によって植物がなくなった箇所は土砂が流れやすくなります。土砂の流れやすい土地には植物が生えづらく,さらなる土砂流出を起こします。
栗駒国定公園特別保護地区内の栗駒山頂付近の雪田では,このような悪循環により,植物が生えなくなった箇所があります。宮城県では,ボランティアの方々の協力を得ながら,植生の復元に取り組んでいます。
H18ボランティア植栽
南三陸・金華山国定公園内の金華山では,島内に生息するシカが増加して多くの若い木の芽が食べられてしまうようになっています。そのため,若い木が育たずに,樹林が草原となったところもあります。
宮城県では,若い木の芽がシカに食べられないように,防鹿柵を島内に設置し,樹林の復元に取り組んでいます。
H17年度事業として設置した防鹿柵
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