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全国農村振興技術連盟(太田信介委員長)が主催する第1回の「梶木賞」において,古川農業試験場土壌肥料部の鈴木和宏技師の応募論文『いざ,農の現場へ』が最優秀賞に選ばれました。
鈴木技師の初任地は出先の農業農村整備部門であったが,今年度転勤によって試験研究に携わることとなりました。論文では,農業土木技術者は事業が完了すると同時に現場を離れてしまうという問題点を指摘し,農業土木技術者が事業完了後も営農活動にかかわり技術の高度化を図る必要性を訴え,農業土木技術と営農技術が連携した新たな窓口の設置を提案しました。
「梶木賞」は,故 梶木又三氏(元環境庁長官,元全国土地改良事業団体連合会長,兵庫県神戸市出身)が技術者教育に情熱を注がれていた意志を踏まえ,梶木家から全国農村振興技術連盟への寄付を受けて,若手技術者の資質の向上を目的として今年度より創設されました。同連盟会員並びに農業土木系の学生を対象に「農村振興に対する私の抱負~未来への提言~」をテーマに論文募集が行われ,全国より応募があった38編の論文の中から,最優秀賞1編,優秀賞2編の論文が選ばれました。
表彰式は,平成22年2月16日(火曜日)に科学技術館サイエンスホールで開催された平成21年度東京フォーラムで行われ,鈴木技師には連盟委員長より表彰状及び副賞が授与されました。
表彰式の模様は,全国農村振興技術連盟ホームページ(http://www.n-renmei.jp/)(外部サイトへリンク)に掲載されていますのでご覧ください。
(平成22年3月1日掲載)
【右から2人目が鈴木技師】
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