みやぎ介護人材を育む取組宣言認証制度について
みやぎ介護人材を育む取組宣言認証制度(第1段階~第2段階)を開始しました
宮城県介護人材確保協議会では,介護事業所の人材育成や職員の働きやすさの取組を見える化し,頑張っている事業所を積極的にアピールする制度を開始しました。
- 令和2年度認証制度(第1段階)申請受付期間
【令和2年10月1日(木曜日)から令和3年3月10日(水曜日)まで】
- 令和2年度認証制度(第2段階)申請受付期間
【通年】
制度の概要,事業者検索について,詳しくはこちらのページをご覧下さい
(外部サイトへリンク)
1.取組宣言認証制度ってなあに?
- (1)介護人材の参入を促すために,介護事業所の人材育成や働きやすさの取組を公表(見える化)する制度です。
宣言・認証された宮城県内の事業所を,ホームページに掲載します。
- (2)介護人材の定着のための介護事業者の職場環境のレベルアップのきっかけとなる制度です。
- (3)介護事業所が,介護サービス情報公表システムのホームページに公表した情報の一部(下記の人材育成や職員処遇に関する取組項目)を確認し,全て達成している事業所が「宣言」でき,「認証」を受ける制度です。
費用は掛かりません。事業所ごとに宣言の申請が可能です。
「宣言」「認証」のために介護サービス情報公表システムのHPで確認する項目
共通項目(従来からの6項目)
- 従業者の健康診断の実施状況
- 事業所で実施している,従業者の資質向上に向けた研修内容・実施状況
- 新任職員向け研修計画の策定(新任職員有の場合)
- 新任職員向け研修の実施記録がある(新任職員有の場合)
- 全ての現任の従業者向け研修計画の策定
- 全ての現任の従業者向け研修の実施記録がある
宮城県の独自項目(新設7項目)
- 理念・ビジョンの明文化
- 職員が理念・ビジョンについて理解を深めるための取り組みの実施(ミーティングなどでの確認状況)
- 職員の就業状況や意向を定期的に確認する仕組みの存在
- 給与体系又は給与表を導入し,職員に周知
- 就業規則の作成及び周知(正規・非正規)
- 仕事と育児・介護の両立を支援する取り組みの実施
- 新任職員向け研修計画の策定【再掲】
認証制度(第2段階)に進むために,認証事業所(第1段階)で,確認調査員が確認する項目
基本項目
1 理念・基本方針などの確立
- (1)必須 理念・基本方針やビジョンなどを職員に周知し,業務に活かすために継続的な取組を行っている。
- (2)必須 理念や基本方針を,利用者や家族などへの周知している。
- (3)必須 理念・基本方針にもとづき,職員としてなすべき事や守るべき事(倫理規定・行動規範・期待する職員像など)を明確にし,職員に周知している。
2 人材確保の取組
- (4)必須 福祉サービスの提供に関わる専門職(有資格の職員)の配置を決めた,必要な介護人材の体制表などがある。
- (5)努力 法人全体あるいは事業所として,特徴的な福祉人材確保(採用活動など)を実施している。
キャリアパスと人材育成
3 人事制度
- (6)必須 人事制度(給与・昇進・昇格等に関する基準)を定め,職員に周知している。
- (7)必須 一定の人事評価基準にもとづき,職員の専門性や職務遂行能力,職務に関する成果や貢献などを評価している。
4 職員の研修
- (8)必須 職員の研修計画を作成し,実施している。
- (9)努力 階層別研修計画あるいは職種別研修計画を作成し,実施している。
- (10)努力 定期的に研修計画の評価と見直しを行っている。
5 職員一人ひとりの育成に向けた取組
- (11)必須 新任職員や職員の経験や習熟度に配慮した個別的なOJTが行われている。
- (12)必須 職員の技術水準の向上のための資格取得や研修会参加に対して支援している。
- (13)必須 個別面接を行う等組織の目標や方針を徹底し,コミュニケーションのもとで職員一人ひとりの目標が設定されている。
- (14)努力 職員一人ひとりが設定した目標について,中間面接を行うなど進捗状況の確認が行われている。
職場環境
6 職員の就業状況や意向の把握
- (15)必須 職員の有給休暇の取得状況や時間外労働のデータを定期的に確認するなど職員の就業状況を把握している。
- (16)必須 職員の意向・要望を把握する取組をしている。職員が相談しやすいような組織内の工夫をしている。
- (17)努力 把握した職員の意向・意見や評価・分析等にもとづき,改善策を検討・実施している。
7 働きやすい職場づくり
- (18)必須 育児・子育て・介護などと両立して働きやすくする取組を行っている。
- (19)必須 職員の心身の健康と安全の確保に努め,その内容を職員に周知している。
- (20)努力 休暇取得推進・労働時間縮減のための取組を行っている。
地域貢献
8 地域との交流・連携
- (21)必須 研修生やボランティアの受け入れ,地域への情報提供あるいは地域との交流などを通して地域と連携を図ることで,地域に貢献する取組を行っている。

案内チラシはこちら
認証制度チラシ・独自項目チラシ(PDF:835KB)
2.参考リンク
介護サービスの情報公表制度について(外部サイトへリンク) (出典:厚生労働省)
お問い合わせ
みやぎ介護人材を育む取組宣言認証制度事務局 担当 鈴木
(NPO法人 介護・福祉サービス非営利団体ネットワークみやぎ内)
TEL:022(343)8538
E-mail:sn.m33033ys@todock.coop